晴れ女の卒検2回目は大雨からの大転倒?(2)
▼怖い顔は緊張の顔
そしていよいよ始まる検定。
中型の一番目のギャルは、どうやら緊張のあまり、怖い顔になっていたようです。
「あ"~~」 ← ギャル
「緊張するよね~」 ← 私
などと話しつつ、出発!
中型の子が先で、私は2番目でした。
通常教習は始まっておらず。よしよし。
▼雨の日は滑ります
走り始めて、最初の課題は、指示速度。
指定の場所で、指定の速度出すのね。そして減速するのね。大型は40kmね。
まあこんなのは楽勝なのですが、狭い教習所では、40kmでもけっこう速く感じます。
すぐ減速しないといけないしね。危ないっつの。(外でやったら)
指示速度出して、減速するのにブレーキかけたら・・・
ずるっ
と滑ってしまいました!(≧∀≦)
ぎょえー
やっべー
やっべー
やっべー
それでもこけないなんて、やっぱりぴよは成長しています。 ← 前向きにw
せんせい・・・見てたよね・・・?(≧∀≦)
▼そして転倒へ・・・?
それ以外は、全ての課題をソツなくこなし、
平均台(一本橋)も、スラロームからの波状路も、ばっちし。
もちろん各種確認も。
この日は何の欲もなかったからでありましょうかw
そしてあっという間にコースを走り、最後の課題である、急制動へ。
直線番長である私の大得意だったはずの急制動。
ここへきて急に煙噴き出した急制動。
でも今日は雨だから指定制動距離は伸びてるし、
もし煙が出ても水しぶきでかき消されるハズ・・・っ!(☆Д☆)
でも最後の急制動の前に、大型の人は、外周をもう一周走ります。
中型の人が先に急制動行くため、
タイムラグを発生させるためのコース設定ですね。ふむふむ。
こんなこと、中型教習時代は気がつかなかった。
ぴよも成長したものです。
この終わりの外周走行は指示速度も気にしなくていいから、
のほほ~んと走りながら、先に走っている中型の子の急制動を横目に見ていたら・・・
ガッシャーーーーーーーーーーン!!!!!
パリーーーン
ギャー!!
中型のギャルがーーーーー!!
転倒ーーーーーーー!!!
あああああ大丈夫なのおおおおお。( ;∀;)
小屋から先生が2人とも(中型担当の先生と大型担当の先生)、
ダッシュで女子のもとへ駆け寄る!!
当然だよね。
雨の日の教習(検定)で、急制動で、女子が大転倒ですもの。( ;∀;)
それを目の真ん前で見た私。
ビビるっちゅうねん。
ビビるっちゅうねん。
ビビるっちゅうねん。
ああん。(;∀;)
▼急制動、傾向と対策
急制動課題はですね、
前を走る人が急制動コース内にいなければ、
外周走行からそのまま入ってOKなのです。
コース内に人がいたら、その人が急制動コースから出るまで、
ネクストバッターズサークル的なところで、待ってないといけません。
(危ないからね!)
そんでもって、
急制動は、制動に入る前に、指示速度が出てないと、怒られます。
40kmとか出してから、制動に入るんですね。
つまり、
ネクストバッターズサークル(違)で停まった状態から発進するよりも、
外周走行からそのまま急制動コースへ入れたほうが、スピードが出しやすいのです。
自分、不器用ですから。( ;∀;)
発進して、すぐ、カーブしながら、ナナハンで3速まで上げれるスピードにして、
直線状態になったらガッとアクセル開けて40kmとか・・・・怖いんだもん。( ;∀;)
だから外周走行(すでに2速で20~30km)が終わるころ、
急制動コース内に人がいないのを見計らって、3速に上げ、
3速のままコースに入ったほうが、指示速度が出しやすいわけです。
自分、不器用ですから。( ;∀;)
▼急制動は、ツーチャンス(not麻雀)
でも・・・
ギャルが大転倒したばかりで、
コースをお掃除中(イロイロ壊れたんだろねぇ。涙)だったので、
私の外周走行が終わる頃、
ネクストバッターズサークル(だから違)のところで先生が待ってて、
「ちょっと待ってねー」って声をかけられました。
「大丈夫だったんですか?」
「ウンウン」
「めっちゃドキドキしますぅ( ;∀;)」
「しー」
喋らない先生。
ふと先生の名札を見ると・・・Mせんせい!
あ!!
「あー!先生がM先生だったんですか!」 ← ぴよの検定担当の先生。名前と顔が一致してなかった
。
「しー」
検定担当の先生は、検定の子と話しちゃいけないルールだったのかしらw
Mせんせいとは、私に「インジェクションって知ってますか?!」って言った先生だ。
忘れるもんか。プン。(『弘法じゃないから筆を選んでみた教習5日目』参照♡)
で、
停止状態からの急制動・・・・・ですよ。
煙は出なかった(と思うw)けど、
今度は急制動終点で待ってた先生に、言われました。
「よかったんやけど、指示速度がちょっと足りなかったね。怖いと思うけど。
もう1回行こうか」
検定は、急制動課題に限り、
指示速度が出てなかった時&点数が足りなくなってなかった時に限り、
もう1回やらせてもらえるのです。
「ハーイ。このままもう1周回ってすぐ入っていいんですか?」
「ウンウン」
指示速度が足りなかったのは、
転倒を見て怖かったからと言うより、停止状態から走ったからだと思われます!(≧∀≦)
なのに、先生にステキな誤解をしてもらえちゃいました。
ぴよ、ラッキー☆ ←こら
でも、また外周を走りながら、
やっぱり今日もダメだろうなあ。
2回目のチャンスとかって、私そーいうの苦手だしw
ま、今日は元々雨だしダメ元だったし、受かるまで受ければいいんだし、
全部の課題が自信持てるまで通えばいいんだし。
と思っていました。
そして2回目の急制動。
コース内には・・・誰もいない!
(そりゃそーだ。次の人が走ってたとしても、急制動課題は最後なんだからw)
(☆Д☆)キラーン
行け、俺!!
と、作戦通り外周走行から3速まで持って行き、停止せず急制動コースへ!
2回目は、たぶん、指示速度出たと思う。(時々出すぎるけどw)
煙も、出なかったと思う。(たぶんw)
神様ありがとう!!
▼検定終了
2回目は、急制動コース終点に先生はおらず、
(2回目行ってねーとかの時だけ待っててくれるんだろうね)
そのまま発着点へ戻りました。
そしてエンジン切って、バイクからおりて、
先生からの内線を待つ・・・
「最初の指示速度の時、ちょっと滑ってたけど、緊張してたんかな?
あとは確認が少し遅れたりとかはあったけど、大きなミスはなかったねー。
ハイお疲れ様でした」
って、先生、今日はどうしたの??
インジェクション事件の時とは別人のように優しいんですけどw
滑ったのは、緊張じゃなくて路面が濡れてたせいですけどw
ああステキな勘違い☆
だもんで、
「ありがとうございました~。インジェクションは忘れません!」
とおちゃらけてみましたら、
先生はあの日のように、「はっはっはっ」とか言ってました。
転倒したギャルは、受付の先生に、
「もーサイテー!もうイヤー!!」とぎゃんぎゃんグチってました。
そりゃそうだよねえ。怖かったよね。痛かったよねえ。
でも大きなケガがなかったみたいでよかったよ・・・
と声をかけ、バイバイしました。
そんな中、「うまいですね」って言ってくれたりもした。
昔の私にはK子さんの運転が超華麗に見えていたように、
私も今のギャルからはそう見えるのかな??(´∀`*) ありがとね。
▼お手紙を書くぴよ
課題への手応えと、先生の最後のコメントで、
もしかしたら、受かったのかも知れないな~と思いました。
発表時間まではたっぷり2時間ぐらいあるので、
(私は最初だし、いっぱい検定受ける人いるし、最後の人が終わってから全員の細かい採点するし)
休憩室でおやつを食べながら、
先生達にお手紙を書くことにしました。
だって合格だったら、そのままもうここへ来ることはないんだもん。
今日も、K先生もT先生もいなかったし。
教習所の終わりって、
お世話になった先生達に挨拶するタイミングがないのが、寂しいよね。
・・・と思いながら、
先生達や、事務のお姉さん達、スクールバスの運転手さん達に、お礼のお手紙を書きました。
▼雨の日の検定もいいよ
そうして、やっと合格発表の時間になり、
教室に行くと、7人ぐらいいたかな・・・
先生が書類を配りながら、
「お疲れ様でしたー。ここにいる人達みんな、合格ですから☆」
って。やっぱり受かってた。
雨でよかった。雨でも受けてよかった。
晴れ女の雨には、意味がある!(≧∀≦)
で、
免許発行してもらう書類をくれたり、
アンケート書かされたり、
合格祝い(?)にレッドブルくれたり、
そして解散。
待たされた時間は長かったけど、終わりはあっという間です。
雨だし駅まで遠いし疲れてるしスクールバスで帰りたかったんだけど、
次のバスまで1時間近く待つのもしんどかったので、徒歩&電車で帰りました。
お手紙を託した事務のお姉さんは、すごく喜んでくれたけど、
私、こういうあっけない終わりって、ちょっと寂しくてイヤだわ。
(かといって、大々的に卒業式的なのがあってもイヤなんだけどw)
これを書いている今、
卒検から4か月近く経っているのですが・・・(読んでくれてる皆様ごめんなさいw)
やっぱり寂しいなー。
K先生やT先生に会いたいなー。
▼おまけ
もらったレッドブルは、ダーリンにあげました。
私はドリンク剤飲まないし、炭酸好きじゃないから・・・
ダーリンは好きでいつも飲んでたから・・・
なのに、全部飲んでから、
「ドリンク剤断ちしてたのに」
とか言われました。( ;∀;)
そういえば近頃飲んでなかったね・・・
飲んでから言うのは、愛なのだろうか。愛だね。愛なんだね。( ;∀;)